2008年3月25日火曜日

【研究集会】 第3回研究グループ集会@獨協大学

 日本地理学会2008年春期学術大会(@獨協大学)にて,本研究グループの研究集会が開催されます. 今回の研究集会では「家畜とヒトの地理学」を テーマとして,「世界屠畜紀行」で知られる内澤旬子氏の講演をはじめとする3つの発表と総合討論が行なわれます.地理学の古くて新しいテーマである「家畜と人間の関係」について知見を深めると共に,皆で議論してみませんか? 皆様のご参集をお待ちしております.

・テーマ : 「家畜とヒトの地理学 : 育てて殺して食べる社会とその文化」
・開催日時 : 2008年3月30日(日) 午後13:00~17:00 於:獨協大学(3-209)

  ・趣旨説明
  ・講演:内澤旬子・イラストルポライター
   ・屠畜を日本語で表現するとき」

  ・発表1:中辻 享・福島大学
   ・ラオス焼畑村落における家畜飼育と出作り集落の形成

  ・発表2:池谷和信・国立民族学博物館
   ・ブタと人とのかかわりの地理学−バングラデシュの事例−

  ・総合コメントとディスカッション(コメンテーター:中里亜夫・福岡教育大学)
  ・ネイチャー・アンド・ソサエティ研究グループの今後の活動について


世界屠畜紀行世界屠畜紀行
内澤 旬子

ドキュメント 屠場 (岩波新書) 食べ物としての動物たち―牛、豚、鶏たちが美味しい食材になるまで (ブルーバックス) 屠場文化―語られなかった世界 (ミニミニ・ブックス) 被差別の食卓 (新潮新書) 私の牛がハンバーガーになるまで―牛肉と食文化をめぐる、ある真実の物語

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