2010年7月6日火曜日

【研究集会】人文地理学会 歴史地理研究部会

研究会のご紹介を橋村先生にいただきましたので、転載させていただきます。
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人文地理学会 第120回歴史地理研究部会
日 時: 2010年7月10日(土)12:00~16:00
会 場: 立命館大学大阪オフィス・セミナールーム2A
      (大阪市中央区北浜3-1-18 島ビル6階)
      *会場へのアクセスは、以下をご参照ください。
       http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_office_osaka_j.html

テーマ: 日本の捕鯨史再考―歴史地理学的観点から―

内容:
研究発表:
末田智樹(中部大)…近世日本捕鯨業の成立と発展に関する再
考-歴史地理学的観点の重要性-
元田茂充(関西大・非)…近現代日本における捕鯨業の発展と
捕鯨漁村の地域的性格

コメント:田島佳也(神奈川大)・池谷和信(国立民族学博物
館)

趣 旨:
日本の調査捕鯨をめぐって国際的に議論が熱くなっている。そ
うしたなかで、日本列島において古くからおこなわれている沿
岸捕鯨に改めて注目が集まっている。いわゆる日本の捕鯨史研
究は、福本和夫に始まり現在に至るまで九州北部の西海や高知
、和歌山、千葉、宮城等での個別研究が蓄積されてきた。そし
て今は、捕鯨をめぐる時代区分や地域特性を再検討する段階に
あるとも言える。そこで、今回の例会では、近世、近・現代の
捕鯨を歴史地理学的立場からの最前線の研究が報告される。そ
して近世史、文化人類学の立場からコメントを受け、日本の捕
鯨史を再考する機会とする。