長谷川直子先生より公開シンポジウムの案内がございましたので,以下転載いたします。
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昨年の東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表します。
お茶の水女子大学では来る2月16日(木)13:30より、米カリフォルニア州でご活躍の阿部仁史氏(仙台出身・カリフォルニア大教授)、堀淵清治氏(サンフランシスコ・NEW PEOPLE代表)をお招きして、国際シンポジウム公開特別講演「ポスト3.11〜日本の未来図を描く」を下記の通り実施致します。つきましては、万障お繰り合わせの上ご参加いただきますとともに、関係各方面への周知につきご協力方お願い申し上げます。
ー記ー
○演題: 特別公開シンポジウム「ポスト3.11—日本の未来図を描く」
○趣旨・概要
東日本大震災からの復旧復興の途上にあるポスト3.11の日本社会の未来図の描き方、舵の取り方が大きく問われています。本公開シンポジウムでは、建築家による復興支援ネットワーク「アーキエイド」の設立発起人で、宮城県出身の著名な建築家である、阿部仁史カリフォルニア大学ロサンゼルス校建築学科長兼日本研究センター所長と、サンフランシスコを拠点に様々な事業展開を通じて北米大陸に日本のアニメ、マンガ、ポップカルチャーを広めた第一人者、「萌えるアメリカ」の著者である、堀淵清治NEW PEOPLE代表をお招きして、太平洋の対岸カリフォルニア州在住のクリエイティブなお二人から見た、ポスト3.11日本社会に求められる人材や価値などについてお話いただき、ご参加の皆様とともに、日本の未来図を素描する一助とします。
○ 主催:お茶の水女子大学シミュレーション科学教育研究センター
○ 日時:2012年2月16日(木)13:30―17:00
○ 場所:お茶の水女子大学(〒112-8610東京都文京区大塚2-1-1)共通講義棟2号館201号室
最寄り駅はー東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅 徒歩5分
○ 費用・申込:無料・申込不要
http://www.cf.ocha.ac.jp/simulation/event/symposium20120216/symposium20120216_poster.pdf
○特別講師:
阿部 仁史 カリフォルニア大学ロサンゼルス校芸術・建築学部都市・建築学科学科長
あべ・ひとし 1962年宮城県生れ。1992年阿部仁史アトリエ開設。1993年博士号取得。1994~2002年東北工業大学講師・助教授。2002~2007年東北大学大学院教授。2007年4月~UCLA芸術・建築学部都市・建築学科学科長。2010年~UCLA Paul I.and Hisako Terasaki 日本研究センター所長。主な受賞に、吉岡賞、BCS賞、日本建築学会賞、BusinessWeek・Architectural Record賞、SIA-GETZ Architecture Prize、日本建築学作品選奨 他 主な作品に、宮城スタジアム、菅野美術館、青葉亭、F-townビル、東北大学百周年記念会館川内萩ホール 他
堀淵 清治 NEW PEOPLE, Inc. 代表取締役社長(サンフランシスコ)
ほりぶち・せいじ 1952年徳島県小松島市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、渡米。
1986年、小学館の出資を受けて、サンフランシスコにビズコミュニケーションズ(現ビズメディア)を設立。2005年、日本映画の配給会社ビズピクチャーズを立ち上げ「フラガール」などの作品を配給。2009年8月、サンフランシスコにミニシアターやギャラリーを備えた複合商業施設を建設した。2011年1月には、日本映画の北米配給やイベントプロデュースなどを手掛ける会社「NEW PEOPLE」を設立して社長に就任。2006年のニューズウィーク誌で「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選ばれた。
○ファシリテーター:
田井中 慎 (株)4CYCLE代表取締役 コミュニケーション戦略プランナー
たいなか・しん 1970年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。大手広告代理店勤務の後、2008年、株式会社4CYCLEを設立。企業の広告戦略から地方自治体の活性化事業まで広範なコミュニケーション・デザインを行っている。シビック・プライド研究会メンバー。
なお、本公開セッションは、当センター主催第一回国際シンポジウムの一部として実施されます。シンポジウム全体の詳細は以下の本学公式HPよりご確認下さい。http://www.cf.ocha.ac.jp/simulation/event/symposium20120216.html