野中先生より以下のお知らせがありましたので転載いたします。
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みなさま
暑い日が続きますがお元気のことと存じます。
下記の催しを立教大学で開催します。ご関心ある方はどうぞご参加下さい。
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アジア地域研究所主催第3回公開講演会
「暮らしとエネルギー開発-メコン 河流域から考える」
発表者:木口由香氏(特定非営 利活動法人メコン・ウォッチ事務局長、ラオスメディアプロジェクト担当)
日 時:2011年7月16日(土)13:30~15:30
場 所:池袋キャンパス A204教室 (入場無料・事前申し込み不要)
メコン河は東南アジア大陸部6カ国を流れる国際河川。流域には豊かな自然と、それを利用する人々の暮らしが残っている。今回は自然資源に頼った暮らしを映像で紹介しつつ、メコン河流域のエネルギー問題について報告する。近年、流域の経済成長による電力需要の高まりによって、メコン河の本支流で数多くの水力発電ダムが建設されている。ダムは河川とその周辺の生態系に大きな負の影響を与え、生物多様性と地域の人々の暮らしの質を劣化させる。エネルギー消費の増加は経済発展に密接に結びついているが、そこには電気を使うのは都市部、発電所ができるのは農村部という、日本と同様の不公平な社会構造が生まれる。ダムは造られる 国だけでなく国境を越えた環境・社会問題を引き起こしている。こういった問題を知るとともに、自然と供にあるメコン河流域の生活と今の日本の暮らしを振り かえり、日本のエネル ギーの大量消費を見直すことについ考えてみたい。