2014年11月28日金曜日

【出版】 山下博由・李善愛編『干潟の自然と文化』

本研究グループに所属される先生方が編者・執筆者となった単行本が出版されました。
山下博由・李善愛編(2014)『干潟の自然と文化』東海大学出版部



第1章 干潟はどこで育まれるか―干潟の地形の多様性の整理と検討(川瀬久美子)
第2章 貝類の生息地としての干潟環境(山下博由)
第3章 貝類利用からみた島嶼地域の潟文化試論―ベトナム・北部沿岸と沖縄島・羽地内海の比較から(池口明子)
第4章 沖縄の入浜系塩田の形態―羽地内海、屋我地島~我部塩田遺跡の調査を中心に(江上幹幸)
第5章 南サハリン(樺太島)のロックロード:特殊な“干潟”か?(鰺坂哲 朗)
第6章 ホシムシはおいしい(野中健一)
第7章 インド・マレー三角地帯を含む西太平洋の干潟・河口性魚類の生物地理(ドナルドソン,T.J.,マイヤーズ,R.F.(関野正志・山下博由 訳))
第8章 失われゆく“漁”の風景―『有明海漁業実況図』にみる干潟・浅海域の漁撈活動(藤永 豪)
第9章 失われた楽園―日本・韓国の大規模干拓と生物相の変化(佐藤慎一)
第10章 開発は誰のためなのか―韓国セマングムの事例から(李善愛)